珍品 宮内省 儀礼長剣 菊紋 登録証付属 高等官

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菊紋が散りばめられた、登録証付属の宮内省の儀礼長剣の出品です。

侍従を含む宮内省の高等官が、天皇陛下や皇族の供奉をする際の儀礼用に佩用したものです。
陸海軍の儀礼長剣や軍刀には桜が使用されておりますが、当品物は桜紋が菊の御紋に置き換えられております。

■柄
背金前面には四つの菊の御紋の彫刻が施されております。
持ち手部分は粒がしっかりした鮫革が使用されており、剥がれ欠けはございません。
経年により金線は一部切れておりますが、時代の割に比較的残っています。

■護拳
特徴的な透かし彫りにも菊の御紋の彫刻が施されております。
護拳には折れや曲がりはございません。

■鞘
長年大切に保管されていた為、非常に
駐爪はしっかりと機能しており、ボタンを押すと作動しロックが外れます。
鞘に納める際は「カチッ」という音と共にしっかりと掛かり、当方で確認した所逆さまにして振っても抜けませんでした。

巻かれている牛革には、傷や切れなど無く、糸の飛び等もございません。
二環吊りの輪には歪みなく、佩鐶部分の細部にも彫りが施されております。
鯉口金具を固定する小さなネジも欠品なく付属します。

透かしが施された石突にも菊の御紋が彫られており、見事の一言に尽きます。
金物類の鍍金は比較的良く残っており、非常に良いコンディションです。

■刀身
刀身は冠落としの造りになっており、中ごろまで大きな樋が彫られている豪壮且つ優美な姿です。
所々サビがございますが、刃切れ刃こぼれ等は当方では見受けられませんでした。
こちらの品物には登録証が付属しております。

登録証の付いた宮内省の儀礼長剣は大変珍しく、この機会を逃すとなかなか手に入りません。
宮内省高等官という僅かな人々向けで、製作数がとても少ない上、精巧に仕上げられた装飾が大変に見事な逸品です。
市場に滅多に出回らない当時のままを残す姿はとても希少で、歴史的にも非常に価値のある一品です。


当方が見落としてる部分があるかと思いますが、写真にて商品

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